結婚式 ウェディングドレス 美しい立ち居振る舞い
結婚式はふたりが主役。
ゲストからずっと注目されるのはもちろん、写真や映像にも残るから、美しい所作や立ち居振る舞いが大切。
「でも難しそう…」と思ったあなたも大丈夫、
この3つのポイントを押さえるだけで、たちまち美しい花嫁になれるんです!
挙式や披露宴で特に注目度の高いシーンのコツを伝授します。
まずは、基本から…
結婚式で基本となる動作は「歩く」「座る」「おじぎをする」の3つ。
スッ・パンッ・キュッのポイントを意識して、まずは基本動作をマスターしよう!
LESSON 1 優雅な歩き方
胸を斜め上に張り、背筋は真っすぐ
おへそから引っ張られるよう進みましょう
胸は斜め上に向けて張り、背筋は真っすぐに伸ばす。
歩く際にはおへそから前に引っ張られる意識を持って足を出すと、上半身が前のめりにならずに美しい歩き姿になる。
裾を踏まないよう、膝から前に出すイメージで歩く
足を前に出すときには、膝を浮かせるとドレスも一緒に持ち上がり、裾を踏まずに歩ける。
大袈裟にするとバタバタした印象になるので、あくまでもさりげなく。
⚠NG!
重心が、ぶれ、左右にドレスを揺らしながら歩く
おなかに力が入っていないと、重心がぶれて体が左右に動いてしまう。
ドレスも必要以上に揺れてがさつな印象になってしまうので気を付けて。
LESSON 2 りんとした座り方
おなかで上半身を支え
背骨を真っすぐキープしましょう。
座る際にはおなかに力を入れ、姿勢を崩さずにそのまま腰を落とすようにする。
胸と肩は張り、背筋を真っすぐに伸ばして。腕は軽く曲げて、手は自然に膝の上に載せる。
背もたれに寄り掛からず隙間を開ける
座る際には深く腰掛ける必要はなく、背もたれには寄り掛からないのが基本。
座っていると、つい油断して猫背になりがちだけれど、姿勢は常に意識して。
⚠NG!
疲れて寄り掛かるとだらしない印象に
疲れてくると背もたれに寄り掛かりたくなるけれど、そこはぐっと我慢。
膝に手を当て体重をかけるようにするとラクなので試してみて!
LESSON 3 奥ゆかしいおじぎ
腰を折るように真っすぐ曲げて
5秒キープしましょう
おじぎの際も背筋は真っすぐに。腰から体を倒すようにする。
丁寧なおじぎの角度は45度といわれるが、花嫁はドレスの胸元も気になるので15~20度くらいでも問題ない。
ブーケを持つ手はおじぎしても動かさない
ブーケは基本的にはおなかの辺りで、両手で持つのが基本。
おじぎの際にもブーケの位置は変えない。おじぎに合わせて、手が動かないように意識しよう。
⚠NG!
背筋が丸まって首の付け根が丸見え
背中を丸めておじぎをすると頭だけが下がり、ゲストからは首筋が丸見えで美しくない。
必ず背筋を伸ばして腰から上半身を倒すようにして。
chapter 応用編
披露宴の7大注目シーン
披露宴では、挙式よりさらに注目シーンが増える。
基礎編の動きを踏まえて、どんな場面でも美しさをキープできるように動いてみて。
LESSON 1 入場
肩をパンと張ったまま花婿より半歩下がった位置で歩きましょう
花婿と一緒に歩くときには、前に出過ぎないように注意。
半歩下がるくらいの立ち位置が美しく見える。また、腕は軽く組む感じで密着し過ぎず、程よい距離感で歩こう。
*胸を引っ張られるように意識して
腕を組みながらも姿勢を気にするのは難しいけれど、胸を引っ張られるように前に進むことを意識すると歩く姿がきれいに。
背筋も自然と伸び堂々と見える
⚠NG!
花婿がどんどん前へ進んでしまう
一緒に歩くときは、花婿にも配慮をお願い。花嫁の歩幅やスピードに気を配ることが大切。
自分のペースでさっさと歩かないように。
LESSON 2 乾杯
脇はキュッと締めたままグラスを上品に上げましょう
乾杯の際のグラスは、目の高さぐらいに上げる。
肘は横に開けず、脇を締めてそのまま腕を上げるようにすると美しく見える。
ふたりでグラスをカチンと合わせるのもNG。
*空いてる手は、おへその位置に添えても◎
グラスを持っていない方の手は、おへその前に添えてもきれい。
力を入れ過ぎず自然に、中指と親指を軽くくっつかると、遠くから見ても手元が美しく見える。
⚠NG!
グラスを上げ過ぎると上品さが失われる
グラスを高く持ち上げると、自然と脇が丸見えになってしまう。
盛り上がった雰囲気になっても、花嫁は節度のある振る舞いを。
LESSON 3 ケーキ入刀
背筋はスッと真っ直ぐのまま、ふたりの目線も意識しましょう
基本の通りに背筋を伸ばして立ち、ふたりでハの字になるように位置取りを。ナイフは花嫁が持つ。
花婿は右手を添え、左手は花嫁の腰をサポート。気持ちを合わせて入刀して。
*ナイフを持つ手も優雅さを意識して
ケーキ入刀のシーンは写真の残ることがかなり多いシーンの一つ。
ナイフに添える方の手の指先も丸めずに真っすぐにしておくと、優雅で上品な雰囲気が増す。
⚠NG!
目線がバラバラで残念な写真写りに
周りの声に応じていると、ふたりの顔の向きがバラバラになってしまうことも…。
顔の向きは常に一緒になるように意識して。
LESSON 4 テーブルフォト
キュッと寄り添って首を彼に傾けると奇麗です
テーブルフォトの際は基本の姿勢を意識しつつも、愛らしさも出して。
彼に自然に寄り添って、首を少しかしげるようにすると仲睦まじく見える。ただし、やり過ぎは注意!
*体を少しひねってより美しく
座っているゲストが下から撮影すると太って見えてしまうことも。
体を彼に向け、上半身のみ少しひねって正面を向くと二重顎も回避、きれいにも見え一石二鳥!
⚠NG!
離れると仲の良さが半減して見える
ふたりの間に隙間があるとなんだか仲が悪そうに見えてしまう。
彼が花嫁の腰に手を回すようにすると、自然に寄り添う感じになる。
LESSON 5 花嫁の手紙
離れ過ぎずにキュッと寄り添い、背筋を伸ばしたまま読みましょう
花嫁は手紙を両手で持ち、マイクは花婿が持つのが一般的。
花嫁は背筋を伸ばして、父母の顔を見ながら読むといい。
涙を見せてもいいが、姿勢は崩さない方がきれい。
*手紙で顔を隠さず、目線だけ下に向けて
手紙を読むことに集中すると、ついつい猫背になりうつむきがちに。
胸の前辺りに手紙を持ち目線だけを下げて読むと、姿勢をキープでき上品な雰囲気が出る。
⚠NG!
花婿のサポートなしでは感謝の気持ちが伝わらない
花嫁が手紙を読んでいる間、花婿が「関係ない」とばかりそっぽを向くのはNG。
花嫁の様子に心を配って、涙が出たらハンカチを渡してあげて。
LESSON 6 記念品贈呈
パンと胸は張ったまま肩を丸めず渡しましょう
胸と肩を意識して張り、親の顔をしっかり見よう。
そこから少しおじぎをするような感じで体を前に倒しながら、品物を差し出す。
顔には微笑みを忘れずに。
*腕は伸ばしすぎないほうが◎
品物を渡すとき腕では、90度より少し広めの角度に曲げることを意識すると、伸ばし過ぎずに奇麗に見える。
角度に気を付ければ親との距離もちょうどよくなる。
⚠NG!
前のめりで渡すと猫背になり貧相な印象に
親との距離が遠いと体が前に倒れ過ぎて、猫背になってしまう。
少し歩いて距離を縮めておくと、美しい姿勢を保ちつつ自然な雰囲気で渡せるはず。
LESSON 7 新郎謝辞
目線はゲストの方をしっかり向き、背筋はスッと真っすぐにしましょう
基本の立ち姿でゲストの方を向き、新郎にそっと寄り添う。
披露宴終盤なので疲れているかもしれないが、ぐらぐらしないようおなかに力を入れて踏ん張ろう。
*ブーケを持つ手はおへその位置をキープ
「新郎の見せどころだから…」と、つい気を抜いてしまうと、ブーケを持つ位置もどんどん下がりだらしない印象になるので、おへその前でしっかりキープ
⚠NG!
うつむくと所存なげな印象になってしまう
視線をきょろきょろと動かしたり、うつむいたりするのはマナー違反。
新郎と一緒にあいさつをしている自覚を持って、ゲストへ感謝の気持ちを伝えて。
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